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誠実に取り組む謙虚な姿勢があるなら、
いくらでも成長できる

経営コンサルティング本部
東京ドメインコンサルティング本部 本部長
ビジネスモデルイノベーション研究会

村上 幸一

経営の意志決定をする場面で、
知識やノウハウの必要性を痛感

転職までの経緯を教えてください。

最初は専門商社に5年ほど勤めました。そこで語学力の重要性を感じ、退職してオーストラリアへ留学。そのときに、あるベンチャーキャピタルから、オーストラリアに現地法人を立ち上げるからと声をかけてもらい、現地でしばらく仕事をして日本へ。帰国後もいくつもの出資先企業に出向いての経営支援を続けました。例えば、アメリカの大学が持っている特許技術を日本で展開するにあたり、日本での市場や事業の可能性の調査なども行なっていたので、一言で表すならマーケティングです。
さまざまなベンチャー企業へ赴き、若いながらも経営の意志決定をしなければならない場面が多かった為、その知識やノウハウの必要性を痛感しました。そこで在職中に勉強をして中小企業診断士の資格を取得。学ぶうちに経営コンサルタントそのものを志すようになりました。

転職後はいかがでしたか?

最初は財務のチームに入り、その次に人事のチームに移るなどコンサルティングのさまざまな機能を経験し、多くのナレッジや理論を学びました。しかし、経営は理論ではなく実践であると言われる通り、最も重要なのは経営者と対峙して話し合うことでした。
どんなに最適な戦略ストーリーや改革プランを設計できても、実際にそれを推進する企業のトップに受け入れてもらえないと意味がありません。その意味では最も重要なコンサルティングスキルは、コミュニケーション能力です。経営者のタイプやその場の状況に応じて、表現の仕方を変える必要がありますが、そのあたりは実践経験から学ぶところが大きかったです。

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クライアントと立体的な関係を構築できるのもタナベ経営の強み

これまでの経験を今の業務にどう活かしていますか?

私の場合、ベンチャーキャピタルでさまざまな業界・分野を経験しているので、多様な経験という意味で活かせています。例えば大手メーカーのOBが同業他社の顧問に入ると、自身の経験則が絶対に正しいという価値判断で臨んでしまうがために、その企業に合わない恐れもある。それに対し、見てきた世界が広い分、柔軟な判断ができる利点はあると思います。
また、現在「戦略ドメイン&マネジメント研究会」で流通卸のチーフコーディネーターを務めていますが、その部分でも専門商社時代の目線が活かせています。研究会では、日本トップクラスのビジネスモデルをもった企業の講演や視察を催しているんですが、そこでの臨場感ある学びは、私自身のコンサルティングにも還元されています。

仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?

一番は、こちらが提言・提案した戦略ストーリーやロジックに沿って実行していただき、その通りに業績が向上したり、組織風土が改革できたりしたときです。そのうえで、「タナベ経営さんがきてくれたおかげで変わりました、ありがとう」と言われると、コンサルタント冥利に尽きますね。
コンサルティングの本質は人対人。プロフェッショナルコンサルタントとして個人を見てもらえると、やはりメンバーのモチベーションも高まるので、大切なのはチームと個のバランスだと思います。クライアントから“このメンバーがいる、このチームで良かった”と感じていただけるのが理想ですね。

タナベ経営の魅力は何だと思いますか?

ある程度大きなプロジェクトになると、先方の社長はこちらのプロジェクトリーダーとつながり、先方の中堅層はこちらの中堅層とつながるなど、クライアントに対し立体的に関係を構築できるチーム力ですね。様々な強みや経験を持つ多種多彩なコンサルタントメンバーがいて、クライアントの課題に応じてベストなコンサルティングチ-ムを編成できる点も大きいと思います。
年齢、社歴、新卒中途など関係なく、真面目に取り組み信頼されれば、どんどん仕事を任されるようになります。そこも魅力ですね。私自身もそうやって任せてもらえてきたので、現在も部下の自主性を重んじ、出てきた意見はできるだけ尊重して任せるようにしています。

タナベ経営を日系コンサルティングファームのNo.1ブランドに

今後の目標は?

クライアントの戦略パートナーとして実績を積み上げ、タナベ経営を日系コンサルティングファームのNo.1ブランドにしたいです。若い人からも「こういうところで仕事をしたい」と思ってもらえるようなブランド価値を高めてメンバーを増やし、できるだけ多くの企業の改革を成功させたいです。
そのためには、クライアントの成長に貢献したいとどれだけ真剣に思えるかが肝心です。全員の気持ちが合致すれば、結果はあとからついてきますからね。誠意をもって取り組んでいるかどうかはクライアントにも伝わるので、たとえスキルが足りなかったとしても真摯に向き合うメンバーはクライアントから高い評価を受けます。チームのメンバーに対し、クライアントから「うちの社員かと思うぐらい、一生懸命やってくれている」といったお褒めの言葉をいただいたことがありますが、その時はとても嬉しかったですね。

誠実に取り組む謙虚な姿勢があるなら、いくらでも成長できる

経営者、特にオーナー経営者は、会社自体が人生そのものという方も多い。そういう方と接するときは常に真剣勝負です。ですが逆に言うと、突出した専門能力が最初に不足していたとしても、仕事に誠実に取り組む気概があれば、様々な壁を乗り越えていくらでも成長できるのがこの仕事。スポーツと同じで、真剣に取り組めば取り組むほど、達成感も大きいです。
忙しくなり時間がなくなってくる中で、すべてのクライアントやプロジェクトに対しコンサルタントとして高い付加価値を提供していくという仕事へのこだわりが、成長のカギになります。妥協せずに結果にこだわる仕事をし続けるということです。チームで支え合える強みもあるので、あとはその気概をどれだけ保てるかどうか。真摯に企業を良くしたいという強い思いのある人は、専門性がなくても心配はいりません。ビジネスパーソンとしての自身の価値を高めたい人にとっても、うってつけのステージだと思います。


※業務内容は、2019年3月までの内容です。
 所属部署は、2019年4月以降の組織名で表記しています。