人を活かし、育てる会社の研究会 大森 光二

研究活動について

企業経営に欠かすことのできない「人材」というテーマに対して、「採用」「育成」「活躍」「定着」という切り口で学びを得る研究会です。それぞれのテーマに対して、先進的な取り組みをしている企業、高い成果を上げている企業の現地視察と講義、メンバー間のディスカッションを通じて理解を深めます。

少子高齢化に伴う労働力人口の減少を発端に、生産性向上、女性の活躍、介護離職問題など、企業と人材の関係は新たなステージを迎えております。これまでは資本力を武器に大手企業が有利に展開していた人材市場ですが、「自分の働き方や価値観に合う企業」に人が集まるという価値観の変化が起きています。そのため、人材が育ち、活躍し、定着している環境を提供している企業には、結果的に自社に合う人材が集まりやすく、高収益体質へと転換しているのです。そのような好循環を参加企業様と学ぶ研究会となります。

研究活動の今後

成功事例を学んで終わりにせず、学んだことを自社に持ち帰り、実行した成果を研究会参加者様内で共有して掘り下げていくことによって、より自社に合うナレッジが蓄積される場を作っていきたいです。

人材というテーマは、ライバル社やベンチマーク企業とも時には手を組んで業界を盛り上げていくことが必要だと感じています。例えば採用に苦しんでいる業界では、まずは「この業界で働きたい」と思う人材をどれだけ増やしていくかが重要となります。そのため、自社だけの問題ではなく、まずは業界全体を盛り上げて「魅力的な業界である」と理解してもらう活動が必要となります。当研究会においても、参加企業様同士の課題共有から多くの相乗効果を生み出し、成功企業事例を積み上げていきたいです。

研究会を通じて得られた事

人材課題に対する関心度の高さと、最終的には経営者のリーダーシップが解決策であると再認識しました。

人材戦略に成功している企業は、人材の「採用」「育成」「活躍」「定着」のどの段階においても経営者が積極的に戦略策定に参画しており、場合によっては実行段階までも参画されています。そのような企業では、経営者の「人」に対する考え方が明確に示されており、「採用活動」「育成研修」「社員と向き合う時間」等の人材に投資する時間を予め確保し、人材が最大限活躍してもらうためのリーダーシップを発揮しております。結果的に、社員・企業・顧客のそれぞれAll Winが叶えられていると感じます。また、そのような思いを持っていても実現段階で悩まれている参加企業様が多く、質問時間が足りなくなるほどの積極的な参加姿勢に課題解決の使命感を感じます。

研究会に求める人物像

「人材」という課題と向き合う時に、マクロ視点とミクロ視点の両面を捉えられるバランス感覚のある人材が活躍できると思います。

中堅~中小企業を中心にコンサルティングを展開しているタナベ経営では、組織や人材の話をする際に、「しくみ」だけでは解決できない課題に突き当たります。「組織は戦略に従う」という考え方に基づいて戦略を構築しますが、それだけではうまくいかないケースが多いのです。経営者様の頭の中には各個人の経歴や、家庭事情、時には家族の顔までチラついているためです。それに対して、理屈だけで押し通してもうまくいくわけがありません。

そのため戦略を構築する際には、マクロ的に経営環境と打つべき手を捉え、ミクロ視点で社員全員の納得できるゴールを目指します。黒と白の折衷案としてのグレーではなく、最適解としてのグレーを選ぶことのできるバランス感覚が求められます。

求職者へのメッセージ

企業における「人材課題」は新たなフェーズを迎え、これまでに経験したことのない課題に向き合っていくことが増えていきます。そのため、人事コンサルタントとしての仕事の幅やステージも変革期にあり、これまでの成功例では通用しないため、新たなソリューション展開が求められます。タナベ経営では自ら手を挙げてソリューションを開発することができる風土があります。そのため、自分次第で「クライアントに貢献している」という実感を得ることができます。

実際に中途入社1年目であっても、新たなソリューション開発に携わらせてもらい、そのノウハウを活かした書籍の執筆、大規模セミナーでの講演などを経験しました。やればやるだけ、チャンスが舞い込み、クライアントとの接点が増えます。結果として、多くの臨床経験を積むことが、さらなる良いソリューションに繋がります。刺激的な環境なので、能動的な方にはやりがいを保証します。